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プロトコルとは?

ネットワークでつながった状態で、コンピュータの端末にお互いが向き合って、リアルタイムでチャットやメールをしている時にも、コンピュータ同士はコンピュータに理解可能な「言語」でやり取りをしています。この「言語」が「プロトコル」と呼ばれるものです。

コンピュータが理解できる言語

インフラエンジニアが、このコンピュータが理解できるプロトコルを正確に理解しておかなければ、通信を適切にやり取りすることが出来ません。この通信プロトコルは、ISO(国際標準化機構)やITU-T(国際電気通信連合)などといった、いくつかの標準化機関が定めたものを使用しています。

OSI参照モデル

ネットワークシステムの基本的な概念である、OSI参照モデルによれば、ISOが定める通信機能を分類した7層の各層に応じてプロトコルが作成されており、このOSI参照モデルに従っている限りにおいて、異なる機器やメーカーのコンピュータ同士であっても通信が可能になるのです。最も上位の層をアプリケーション層として順番に、合計7層に分けられており、それぞれに役割があります。
主なプロトコルとしては、第7層のアプリケーション層ではHTTPやSMTPが使われ、第6層のプレゼンテーション層ではSMTPやFTPが、第5層のセッション層ではTLSやNetBIOSが、第4層のトランスポート層ではTCPやUDPが、第3層のネットワーク層ではIPやARPが、第2層のデータリング層ではPPPやEthernetが、そして第1層の物理層ではRS-232や無線や光ケーブルが使われるというように、概ね定められているのです。

TCP/IPモデル

その他にも、アメリカ国防総省が作成したTCP/IPモデルもあります。これはインターネットの普及によって、現在では主流になるまでに広がっています。こちらは合計4層で構成されており、第4層をアプリケーション層とし、順にトランスポート層、インターネット層、ネットワーク・インターフェイス層に分かれていますが、OSI参照モデルと対比することが出来ます。すなわちOSI参照モデルの第7層から第5層及び第2層と第1層が、それぞれTCP/IPモデルの第4層と第1層に当たることになります。

セキュリティに不可欠な知識

このようなプロトコルの知識を適切に持たなければ、現代のネットワーク環境下に必要不可欠なセキュリティに、問題を生じる危険性があります。ユーザーにとって快適で自由なやり取りが、すなわち外部からの侵入者にとって願ってもないスキにつながるのであり、その兼ね合いを充分に見極めたインフラの構築が、今や求められているのです。人の行いにミスはつきものですが、だからこそ防ぐことが出来るミスは事前にすべて防いでおくという重大な責任が、インフラエンジニアに課せられているという点を、忘れてはなりません。

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